2021年3月31日現在
2020年度は、コロナウイルス感染症の流行により学校を訪問しての勧誘や販売に大きな制限と制約が生じました。そのため、新規採用教職員の加入率は62.0%に留まりました。また、供給高も、額の大きいリフォーム事業を新会計基準に対応して手数料収入に変更したこともあり、前年度比57%と落ち込みました。しかし、学校生協の中核事業である共同購入は前年比107.3%、その中でも食料品は前年比111.6%と大きく数字を伸ばしました。新しい生活様式や勤務状況への変化が求められる中で、学校生協事業本来のよさが見直された結果だと分析しています。組合員の方と直接かかわる機会は減りましたが、チラシやホームページ等で積極的に情報を発信したり、メッセージカードを通してこちらの誠意をお伝えしたりすることで、学校生協に対する期待や信頼も高まりつつあると実感できます。
また、供給高は落ち込みましたが、組織の再編による人件費の削減と業務の見直しによる物件費の削減により、事業経費を前年比81.3%まで圧縮することができました。職員の身をきるような努力の成果もあり、事業剰余金は前年比12,215%の419万円を確保できました。
コロナウイルス感染症の収束は未だ見通すことができず、2021年度も引き続き厳しい状況が続くと考えられます。しかし、2020年度を乗り切って見えてきた学校生協の役割と強みを再確認し、事業に反映していきたいと考えています。その際、職員のアイディアを活かし、非対面の中でも誠意や感謝の気持ちが伝わるようにしていくことで、心の通った経営となるよう努めていきます。
設立 | 1957年2月16日 |
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住所 | 富山市飯野 25-8 |
電話 | 076-451-5351 |
形態 | 職域生協 |
理事長 | 飯野 義明 |
専務理事 | 佐竹 隆太 |
正規職員数 | 6名 |
定時職員数 | 3名 |

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